
昭和44年(1969年)10月16日、山陽新幹線の工事のためブルドーザーによる作業中に古墳時代の須恵器や埴輪の破片が発見され、同年11月28日から12月10日にかけて発掘作業が行われました。
『兵庫県埋蔵文化財調査報告書第4冊 山陽新幹線建設地内 兵庫県埋蔵文化財調査報告書』内の兵庫県明石市中尾古墳調査概要には遺跡全景の写真や古墳付近の地形図がありますが、周辺はかなり変わっているので、現在ではおおよその位置しか判りません。
新幹線西明石駅から高架沿いに西へ少し行くと、谷になっている箇所があります。古墳があったのは、たぶん谷になっているすぐ手前か少し下あたりではないかと思います。
最初の写真は、谷の下から東側を撮影したもの。この上り坂をあがったところあたりに古墳があったのかなと思います。
ちなみに谷を流れているのは藤江川。下流には縄文時代などの遺跡があります。また西にはカゲユ池古墳群があります。
国道2号線を海側へ曲がり、JRの踏切を渡って、最初のY字路を左へ入ったところから新幹線の高架を撮影。藤江川によってできたのかなと思う谷になってるんですが、住宅のために地形が判りにくいです。
新幹線高架の坂の上から撮影。たぶんここら辺に古墳があったんじゃないかなと思います。
坂を上がりきって西明石駅へ行くまでの平地の箇所です。高架の下は公園になっています。
坂の高架の下の箇所。ただの空き地になってたり、駐車場になってたりしました。
谷の底を流れる藤江川です。川というよりただの狭い溝という感じ。
少し下ると川幅は広がり深くなります。ガードレールの向こう側が藤江川。右手の森は青龍神社です。
さらに進むと明石海峡に出ます。左は藤江漁港。
発掘作業によって円墳があったことまでは判りました。しかし昔から開墾されてたところで墳丘などはすでになく、高さなどは判らないようです。また確認できたのは1基で、他にも存在してたらしいですが面影はなく、現状からみれば確認も不可能という状態とのことです。